This page:自動車メンテナンスDIY9 TOP > 自動車メンテナンスの知識 > タイヤの点検と解説 > 自動車タイヤの役割と性能
自動車タイヤの役割と性能
スポンサードリンク
■タイヤの基本性能と役割
荷重・重量の支持
車重、貨物積載、乗員乗車時の重さを支える機能で積載が多いトラックやバンの専用タイヤは耐荷重が高く設定されており、タイヤが丈夫に作られています。
貨物車にとっては荷重の支持は極めて重要であり、運転席ドアを開けてボディー側についているタイヤ空気圧とサイズが記載してあるラベルに荷重指数も指定されており、指定された荷重指数を下回るタイヤは車検に適合しませんので注意が必要です。
タイヤの荷重指数はロードインデックスとも呼ばれタイヤに必ず記載されています。
駆動力・制動力の伝達
車の駆動力、制動力を路面に伝える役割で、より無駄なく大きな駆動力、制動力を路面に伝えることのできるタイヤはこの性能が高いタイヤと言えます。スポーツタイヤはこの性能が高い傾向にあり、その分タイヤの減りも早くなりがちです。
すなわちグリップ力のことであり詳細に伝達性能を分析するとタイヤサイズ、接地面積当りの荷重、タイヤ剛性、サスペンション性能、タイヤに含まれているコンパウンドの硬さなどが深く関係してきます。
操舵・安定性能
コーナリング時のグリップや安定性、ハンドル切り返し時の反応や安定性を保つ役割です。ロープロファイルタイヤや剛性が高くグリップの良いタイヤがこれらの性能は高く、スポーツタイヤのほうが性能が高い傾向にあります。
タイヤ剛性と扁平率は必ずしも比例しませんが、扁平率が低い方が変形を少なく保て、剛性も稼ぎやすいので操舵時のレスポンスや安定性が出る傾向にあります。乗り心地(緩衝性能)
緩衝性能
路面の凹凸による衝撃を吸収して和らげる性能です。ロープロファイルタイヤよりサイドウォール部の厚みがあるミニバンなどに標準装備されているタイヤのほうがこの性能は高い傾向にあります。すなわちタイヤの扁平率とうに影響されます。
そのほかにはタイヤ自体の構造が緩衝性能や静粛性に優れているコンフォートタイヤ(高級などに装着されるタイヤ)はタイヤのサイドウォール部、トレッド部などに様々な工夫が設けられています。
■近年求められるタイヤの性能
上記で挙げたのはタイヤの基本性能ですが、近年はタイヤの基本性能が優れているだけではアピールポイントに欠けるようで以下のような+ワンの性能が求められる傾向が強く、付加価値を感じるユーザーも多いようです。
省燃費性能
タイヤのサイドウォール部分やトレッドなどに転がり抵抗を少なくする加工を施して省燃費性能や耐摩耗性を向上させロングライフをテーマとして作られた、すなわちエコタイヤ。
おそらく最初にエコタイヤを発売したのはヨコハマタイヤのDNA ECOSだと思います(違ったらゴメンナサイ)その他にはダンロップのデジタイヤ エコなんかも省燃費を謳っているタイヤですね。
耐偏磨耗性能
ミニバンなどタイヤのショルダー(肩)部に大きな力がかかる車では、荷重が多くかかる部分がどうしても多く磨耗してしまう為、結果的に偏磨耗してしまいます。
そんな車の為にショルダー部のコンパウンドは硬めのものを使用して耐摩耗性を向上させ偏磨耗を抑制するミニバン専用タイヤは、今や各メーカーから発売されています。ブリジストンならB-Style RVヨコハマならDNA-MAPなどがそれにあたります。
静粛性能
高級車など静粛性が重視される自動車では走行時タイヤから発生するロードノイズは大きな問題で、ロードノイズをカットするほかに出にくいタイヤを使用しています。
いわゆるコンフォートタイヤと呼ばれるタイヤでタイヤのインナーライナーに吸音素材を使用したり、タイヤ溝のパターンを工夫してロードノイズが発生しにくいように工夫されています。ブリジストンのレグノER300などが代表的なコンフォートタイヤですね。
スポンサードリンク